特徴 - LTO バックアップ・アーカイブソリューション -



■ コスト削減 滅多に利用されない『コールドデータ』

ストレージに保存されているデータは、時間が経過するにつれて利用頻度は徐々に低下していきます。
その中でも過去90日を経過してもアクセスされない『コールドデータ』は全体の75%-90%程度を占めると考えられており、企業は利用されていない『コールドデータ』の利用料として投資を続けています。

LTOはその様なデータをバックアップ/アーカイブし、投資資産でもあるメディアストレージの利用機会を増やす事により機会損失を最小化することが可能です。

滅多に利用されない『コールドデータ』を、よりコストの低いLTOにバックアップ/アーカイブする事により企業は投資資産の利用頻度の向上による生産性の最大化やコスト削減を期待できます。

 


■ 映像データのバックアップ戦略 『 3-2-1 バックアップルール 』

ITの基本的なバックアップ戦略である『3-2-1バックアップルール』の実践がより求められています。
組織がデータをバックアップ/アーカイブする際に推奨されている方法で、あらゆる消失の可能性に対応するためにバックアップ/アーカイブの冗長性をもたせる方法です。

出展:US-CERT(United States Computer Emergency Readiness Team)が発表した『Data Backup Option』



■ セキュリティー対策 『エアギャップ~ランサムウェアの脅威から映像データを守る』

近年、サイバーセキュリティー対策の一環として『エアギャップ』というキーワードをお聞きになったことがあるかもしれません。この『エアギャップ』とは文字通り、物理的にネットワークから隔離した状態を作り出すことを意味します。

『3-2-1バックアップルール』でもふれましたが、物理的かつ電子的に切断され離れた場所にバックアップ/アーカイブを保存することは、この『エアギャップ』の環境を取り入れることになり、サイバー犯罪の攻撃を防ぎ人為的ミスなどに備える事ができます。まさに、LTOバックアップ/アーカイブは映像データのランサムウェア対策・人為的ミスに備える、安全なデータ保管を実現する非常に有効なソリューションなのです。




■ LTOバックアップのメリット



長期保存   低コスト

長期間のデータ保存に向いた信頼性の高いメディアでドライブが下位2世代までのデータカートリッジの再生互換を持っているため、長期間にわたって保管したデータの読み出しを行うことができます。

 

LTOは、HDDなどと比較するとデータの保管可能容量が大きく、テープメディアそのものの価格も安価です。

 
データ転送速度が高速   大容量

Ultrium9(LTO9)データカートリッジをご使用の場合は、データテープ1巻当たり非圧縮データ18.0TB(圧縮率 2.5倍のデータのときは約45.0TB)の大容量のバックアップおよび最大300MB/s (非圧縮時)の高速転送が可能です。

 

IBM® LTO Ultrium 9 データカートリッジ (LTO9) をご使用の場合は、18TBのネイティブ容量と最大45TBの圧縮容量を提供し、大幅に優れた効率性とパフォーマンスを実現します。



   ◇ 基本5巻未満でのご注文の場合、別途送料をご請求申し上げます。
   (発送地域によっては、5本以上のご注文の場合でも、別途送料が掛かることがございますので、ご確認ください)
 ◇ IBM 3592 Tape Cartridge も取り扱っておりますので、お問合せください。


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